満ち足りて優しく生きるための覚書

自分を好きになる、自分に生まれてよかったと言える、満足して、自分にも人にも優しくなれる、そんな人生にしたい。

気持ちに寄り添う

人は全く同じ体験をする人はいない。

同じような体験をする人はいるけれど。

生まれた場所、育った環境、境遇、性別、年代、様々。

だから、人によって、常識とか正しさとか、変わってくるんだよね。

だから、人によって、嬉しいことも、興味あることも、不安に思うことも、辛さの深さも違う。

人が、「こんなことが辛かった」と言っても、同じような体験がなければ完全にはその辛さを理解できない。

「あなたに私の気持ちがわかるわけがない!」って辛くなるかもしれないね。

でも、同じような体験をしてなくて、理解できないかもしれないけど、「あなたはとても辛かったんだね」って受け止めることはできるよ。

自分がその体験者だったら、自分に言ってあげる。自分の気持ちを受け止めてあげる。意外と自分の気持ちに寄り添うのって簡単ではないかもしれない。そんなこと思っちゃいけない、とか、そんなこと思うはずないって打ち消してしまったりすることもある。正直に自分の気持ちを認めることは怖いことかもしれない。でも、感じたことに良い悪いはないんだよ。

過去は変えられないけど、感じ方は変えていけるんだよ。

頑なにがんじがらめになった気持ちをほぐして解放してあげることができたらいいのに。

その時、自分の力ではどうすることもできなかったこともある。だから、その時の自分はできる精一杯のことをしたんだ、って許してあげよう。

辛かったことや悲しかったことは思い出したくないかもしれないけど、いつかちゃんと受け止めて、前を向ける時がきっと来るよ。

そして、そんな自分や、そんな人を、周りで見守っている人はちゃんといるから、その気持ちに寄り添って支えてあげたいと思うし、自分のことも支えたい。

そうやって、乗り越えられた人は、また辛い人の気持ちに寄り添って支えていけるね。優しくなれるね。