満ち足りて優しく生きるための覚書

自分を好きになる、自分に生まれてよかったと言える、満足して、自分にも人にも優しくなれる、そんな人生にしたい。

自分の成長に必要な人に出会う

人が成長するために問題は起きる。

人の悩みは、さまざまであるが、多くは人間関係である。

もちろん、病気やお金やいろんな問題はあるけれども。

問題自体はダミーであり、その問題が起こることによって自分の気持ちを感じることが成長するために大事である。

だから、そのタイミングが来た時に、その問題が起こり、成長を促されるのだ。

そして、その成長するのに、手助けしてくれる必要な人には出会えることになっている。その人は、何を見せてくれるだろう。その人から何を学ぶだろう。

自分の中の嫌いな部分、ダメだと思っている部分、許せないと思ってる部分を、その人と出会うことによってあぶりだされるだろうか。そして、それを許せるようになるだろうか。

それとも、自分ができないことを、簡単にできてしまう人で、頼りになる人で、「あの人みたいになりたい」とあこがれるだろうか。

同じ趣味を持ち、楽しくすごして世界が広がり発展するだろうか。

その人と出会うことによって、自分の何が刺激されるのか。

好きな人でも、苦手な人でも、必ずお互いに影響しあい、成長するために出会う。

たとえ嫌いな人でも、ただ意識から排除するのではもったいない。

もちろん、自分の身に危害が及ぶような場所からは離れるほうがよいけれども。

 

その人と出会うことによって、自分の考え方や、対処の仕方、感じ方が変わっていく。以前の自分だったら考えなかったことや、感じなかったことも意識できるようになり、成長する。

 

自分を大事にしている人は、自分を大事に扱ってくれる人に出会える。

逆に、自分をないがしろにしている人は、自分を雑に扱う人と出会う。

相手を見ると、自分の姿を見ることができるのである。

自分を知るために、他の人がいてくれる。

自分を知るために、問題が起きる。

そのおかげで、本当に望んでいる自分自身に戻ることができるのだ。

自分の成長に必要な人には必ずそのタイミングで出会える。

何かを身に付けることも成長の一つだけれど、身に付けた余分なストレスを手放すのも成長である。

 

言いたいことが言えるだろうか。我慢ばっかりしてないだろうか。

素直になれるか、意地っ張りになってないだろうか。

パワーをもらえる人だろうか、エネルギーを吸い取られてしまう人だろうか。

ちゃんと肯定できるだろうか、否定ばかりしてないだろうか。

自分の周りをよく見てみるといい。

周りの人の姿は自分の姿なのである。