満ち足りて優しく生きるための覚書

自分を好きになる、自分に生まれてよかったと言える、満足して、自分にも人にも優しくなれる、そんな人生にしたい。

過去の自分を責めない

今までを振り返って、失敗した自分を責めたくなることがあるだろう。

何であんなことをしてしまったんだろう、何であんなことを言ってしまったんだろう、

絶対人を傷つけてしまったに違いない、でも、取り返しがつかない、なんて自分はバカなんだろうって。

 

反省することは大事。

もし、誰かに謝りたいなら、素直に自分の気持ちを話して、謝ろう。

もし、もうその人に会えなくて、直接謝ることができなかったとしても、自分の気持ちに正直になって、心からその人に謝ればいい。

 

なぜ、あの時、自分はそういう行動したのか、そう言ったのか、ちゃんと訳があるんだ。決して悪気があったわけではないって、自分ではわかってる。

イヤ、悪気があって、わざとそうしたのかもしれない。でも、そのもっと奥底にある本当の自分の気持ちは?寂しかったからとか、嫉妬したからとか、自分を優位に見せたかったからとか、etc....。その奥底には、自分を認めてほしかったから、自分の居場所が欲しかったから、もっと愛されたかったから、とか、いろんな複雑な思いから、やってしまったことなのかもしれない。

その時の自分は、その方法しか思いつかなくて、その方法しか知らなくて、その行動をしてしまったんだ。だから、その時の自分はその時できる精一杯をやったんだ。

だから、自分を責めないでいいんだよ。

次はもっといい方法で行動しよう、いい言葉で返そう。

自分は悪くない、って開き直ってみても、心のどこかで罪悪感を感じてたりする。正直に感じてみよう。

 

本当は、その時自分はどうしたかったのかな?

どうだったら、その人を傷つけずに済んだのかな?どう表現したらよかったのかな?

今なら、少し時間がたっていて、落ち着いて冷静になって、もっといい方法を思いつくかもしれない。次、同じような場面があったら、今度はこうしよう、って思えるかもしれない。だから、過去に経験したことは学びとなって、自分が成長するために必要な経験だったってことなんだよ。だから、そこから得るものを得たら、もう、その辛い思いを手放して、過去の自分を許してあげてほしい。

もっと自分の気持ちを素直に表現できるようになったら、人を傷つけることはないんだよ。言ってる言葉は、本当に言いたいことを言っているかな?

人は、成長するために、体験するんだ。

過去の自分の体験も必要だったんだ。だからもう必要以上に責めなくても落ち込まなくてもいいんだよ。