自分の好きなことをとことん楽しむ

今回冬のオリンピックを見ていて、感じたこと。

特にフィギュアスケートの選手たちには、素晴らしい、と思うことがたくさんあった。

あの大きな舞台で、普段の練習通りに自分の力を発揮することがどれほど難しいことか。自分を信じることができるかどうか。

自分が今まで積み上げてきたものをどれだけ出せるか、と思うと緊張して体がこわばってしまいそう。

その中で、ミスしてもいいから、思い切ってやって、このオリンピックを楽しもう、とする選手の言葉には本当に素晴らしいなと思った。

オリンピックを楽しまなきゃ損する、くらいの勢いで楽しんでいた人もいたね。

4年前にはとても悔しい思いをして、努力してどん底から這い上がって、自分がやって来たことを信じて、実力を発揮して、望むものを手に入れた人もいたね。

自分の軸を作るということ。

自分の力を信じるということ。

もし、できなかった時には心から謝ろう、と思うこと。

努力は報われないこともあるのだ、と知ること。でも、報われることもあるのだ。と知ること。きっと、それはその人が経験する必要があるから起こるのだということ。

報われるか報われないかはわからないけど、それまで努力した自分の経験は無駄ではない。必ず今後の自分や周りの人に役に立つ。成長させる。

自分の好きなスケートを、この舞台で楽しむこと。その姿が本来、人が生きる姿なのではないか。

身を置く舞台は違っても、本来、人は、自分が好きなことを、楽しんでやれることが当たり前なのではないか。楽しめるということは、その辛い努力もできるということ。こうなりたい、と思う自分がいるから辛くても頑張れる。

やるかやらないかはその人の自由。

選手の中には、周りの選手の雰囲気の飲まれて、実力を発揮できなかった人もいた。

そんなこともある。それもその人には必要な経験だった。それを経験して、この先をどう生きるかを選択するのは自分。落ち込んで投げてしまうのか、もう一度やり直すのか、這い上がるのか。

自分がどうしたいか、が一番大事。

だからこそ、自分の「一番好き」を選んで、辛さも含めた楽しさ、それができる幸せ、を味わって、心を満足させて生きていく。

素直に、正直に、自分に聞いてみて。

本当に大好きなスケートを、大舞台で実力発揮して、輝いている選手の姿を見て、その笑顔や感極まった涙を見て、心からおめでとうと言いたいし、良かったね！と言いたいし、本当に幸せを分けていただいてありがとうと言いたい。本当によかった。泣けたよ。

何度もオリンピックに出場している選手、ここでようやくメダルに届いた選手、その思いの強さ、諦めない強さ。また、チームメートのサポート、挑戦する勇気、国を超えてたたえあう姿、全て愛だよなぁ、なんて思たりする。美しいな。

楽しませてくれて本当にありがとう。