満ち足りて優しく生きるための覚書

自分を好きになる、自分に生まれてよかったと言える、満足して、自分にも人にも優しくなれる、そんな人生にしたい。

独学、迷い、失敗

ツインソウルについて、自分なりに学び始めた。

たくさんあるツインブログを調べたり、なるほどと思うことが書いてあったらノートに書きだして読み込んだり、セッションをやっていると聞いたら受けに行ったり、お店以外の時間はほとんどその学びに費やし、数か月が過ぎた。

いろんな情報を読んでいると、知識を得ることはできるが、情報がありすぎて取捨選択をすることが難しい。頭の中がいっぱいいっぱいでショートしてしまった。

誤解して解釈している部分もたくさんあった。

言っていることの意味がよくわからず、こういうことかな?って勝手に解釈して、思い込んでしまったりもした。

ツインソウルという言葉に惹かれて、このプログラムをたどる人たちにとって、何が一番大事なことか、よく考えればわかるのに、その頃の私は表面的にしかとらえられなかった。知識で得たものの、実際に体現することはできていなかった。

にもかかわらず、私は、彼と、別れと再会を繰り返していたために、「次に再会した時には統合するんだ!」と勝手に思い込み、知識に頼り、全てわかったつもりになってしまった。

早く統合したかった。このプログラムで成功して、この苦しみから逃れたかった。卒業したかった。

早く早く、と焦っていた。だって、これまでにかかってきた時間があまりにも長すぎるから。

とあるブログを読んで、統合するためには、私から告白したほうがよいのかと思い込んでしまい、彼に思いを伝えたい、という気持ちになった。

会って話ができればよかったのだが、思い詰めていたので、メールで告白した。

初めて会った時から好きだったこと、出会えたことに感謝していること、など。

そして返事が来たのだけど、私の「好き」という気持ちに返事はなく、彼自身の今の状況について話していた。海外で仕事をするのをやめ、日本で仕事することにしたと。

それで、私は自分がどうしたいのかを伝えてなかったことに気づき、お付き合いしたいことと、仕事や引っ越し先が落ち着いてからゆっくり考えて返事が欲しい、ということを再度伝えた。

 

その後、返事はなかった。

返事がないことが返事、とよく言うけれど、私はなかなかその事実を認められず、心底落ち込んだ。泣いた。Yes.かNo.か、どちらにしてもはっきり言ってくれれば、私の気持ちも踏ん切りがついただろうに、返事がないなんて。無視なんて。こんな結果を想像もしてなかったから、私の気持ちも宙ぶらりんで後にも引けず、先にも進めず、本当に辛く悲しかった。ツインソウルのプログラムを知って、早くも挫折。ツインソウルを知らなかった今までも散々辛くて泣いたけど、この時が最高に一番辛かった時期だったと思う。

 

ツインソウル鑑定をしてくれる人がいたので、見てもらったら、「彼とあなたはツインソウルですよ」と言ってくれる人がいて、心から救われた気持ちになった。

また、彼からの返事がもらえなくて落ち込んで、メールセッションで支えてもらった方もいた。

彼のことを考えるより、自分との向き合いをしっかりするべき、と、頭ではわかっているのに、悲しみが大きすぎてどんよりしてなかなかその穴から抜け出すことができなかった。それでも、気分で「お店休みます」なんて絶対に言えなかったので、頑張るしかなかった。

彼がツインソウルでないことも受け入れなければ。違う人がいるのかもしれない。でも、認めたくない。もう一度会いたい。でも、もう会えない。自分から、やりたいと思って行動したことなのに、こんな結果になって受け入れられず、後悔した。言わなければよかった。言わなければ、まだ会えるチャンスがあったのに。

 

自分の気持ちが落ち込んで、荒れているからか、お店のお客様も苦手なタイプの人ばかりが目について、イライラしたり、排除してしまったり、ミスが多いし、どうにもならなかった。

 

自分一人でこのプログラムを理解し、遂行し、統合するなんて、ムリだったんだ。

失敗してみて、ようやく理解した。

彼のことも、こんなになってまでも、無視されても、まだ諦めきれない。

ちゃんと、プログラムをやり直そう。

頭で理解するだけでなく、身体で体現できなければ意味がない。

 

少しずつ、自分を大切にすることとか、自分を信じるとか、素直な気持ちに従うとか、ないがしろにされたらちゃんと怒るとか、イヤなことはやめるとか、人をコントロールしないとか、その他もろもろ、日々の生活の中で感情が動くことをしっかり見るようになった。自分の気持ちに従って行動するように心がけた。できない自分も否定しないで認めるようにした。疲れた時には休むようにした。もちろん、ツインソウルを考えることに疲れた時も考えるのをやめた。

告白して返事がもらえず、落ち込んだけど、返事がないことは彼の自由であり、何かしらの理由があるのだろうから、そこは考えても仕方ない。

好きになってもらえなくても、私はまだ好き。それも仕方ない。

まだ学ぶことがあるから、会えないのだろう。

段々、本格的にこの学びを極めたいと思い始めた。

そして、自分の心に従って、彼にメールしてみた。とても勇気が要ったけど、まだつながっていたかったから。返事は来るかどうかわからないけど。自分で納得したかったから。「元気?最近はどんな感じ?」って言うような軽いメール。告白したことには触れなかった。(ずるいかもね。)

そしたら、しばらくして、彼から返事が来た。めちゃくちゃ嬉しかった。

近況報告。友人と会社を興して頑張ってるよ、と。

本当に心から安堵した。まだ、つながってていいんだと。泣けてきたよ。感謝したよ。

 

彼からのメールをもらって、私も決心したよ。

ちゃんと、ツインソウル、先生についてしっかり学ぼう。

独学では限界がある。今の自分の位置がわからないし、もう失敗したくないし。

横道にずれてしまったり、同じところで足踏みしてても、自分一人では修正できないから。彼がいてくれたおかげで、本気で学ぶ決心がついた。いなければ、振られた時点で諦めていたと思う。まだかすかな希望をつないでいきたかった。