満ち足りて優しく生きるための覚書

自分を好きになる、自分に生まれてよかったと言える、満足して、自分にも人にも優しくなれる、そんな人生にしたい。

本当の自分を知っていく

彼に告白して、返事をもらえずにどん底に落ちたけど、それでも、こんな宙ぶらりんの状態から抜けたくて、諦めもつかなくて、思い切って勇気を出してメールしたら、彼から返事が来た。

そして、私はツインソウルについてちゃんと学ぼうとセッションを受けることにした。

ちゃんと行動に移したら、現実が動いて行った。

なんと、彼と再会したのだ。

彼は友人と会社を興し、某雑貨の販売をしていた。

お店は常設ではなく、百貨店だったり、駅前市場だったり、ランダムにあちこちに出店していたので、スケジュールをHPで確認して、会いに行ったのだ。

全く想像もしてなかった形での再会。

最後に会ってから、1年弱が過ぎていた。

久しぶりに会えて嬉しかった。まるで告白などなかったかのように、普通に楽しく話ができて、顔を見れているだけで幸せ~、となる。

こうして、数か月に一度、販売のスケジュールと自分の店の定休日が合う時に、彼に会いに行った。お差し入れも持って。もちろん、商品も買っていたよ。自分の浮かれ加減にあきれるよね・・・。

 

ツインソウルの学びを初めたけど、その学びを頭では理解できても実践するのは難しかった。最初にやったことは、自分の感じている気持ちを客観視することだった。

自分と向き合うなんて、まるでしてこなかったから、まず自分の気持ちがよくわからない。自分が日頃、どんなことを見て、何を聞いて、どんなふうに思うのか、どんな感情が湧いてくるのか、をノートに書いていくのだ。

でも、つい頭で考えて言い聞かせてしまう。こういうことが起こるのは、きっとこういうことを学ぶために起きたんだ、などと勝手にいいように分析してしまうのだ。

日々、お店を営業していく中で、苦手で嫌いなお客様が多くて、本当の気持ちは「イヤだ」「もう来ないで」などと思っているのに、「せっかく来てくれているお客様になんてひどいことを思っているんだろう」って自分を責める。

 

なぜなら、「ツインソウルで統合するときには、嫌いな人はいなくなります」というブログの記事をどこかで読んだからだ。

「嫌いな人がいるうちは統合できないんだ」「嫌いな人がいちゃダメなんだ」「嫌いな人が来なければいいのに」「だから排除する」とお客様の来店を断ったり。ムリヤリ、嫌いな感情をないことにして、見ないようにして、ムリに好きになろうとしていた。この「嫌い」の執着を取るのもものすごく難しかった。

今思うと全くの勘違い。お客様にも自分にもひどいことをしていたなぁと思う。申し訳ないことをしていました・・・。反省。

 

本当はね、嫌いな人がいてもいいんだよ。

嫌いな人の、どこが嫌いか、何が嫌なのか、どうだったらいいのか、自分も同じことを他の人にしていないか、自分も同じことを自分にしていないか、している自分を認めること、なぜ自分がそれをしてしまうのか、それでもいいと自分に許すこと、もうしないように気を付けるとか。その人から、たくさん学ぶことはあるんだよ。

そういうことを日々の中で繰り返し感じながら、自分の気持ちを少しずつ見れるようになっていった。そして正直に感じていることを認めていく練習もした。一般的にダメだ、悪いと思われている感情も、感じていいんだと許していった。

もちろん、イヤなお客様ばかりではなく、とても好きなお客様もいる。

優しい人もたくさん。助けてくれる人もいるし、話を聞いてくれる人もいる。

そういう人にも改めて感謝した。

それが、自分を知っていくということなんだよね。

 

自分を知っていくということは、本質の自分自身に戻っていくということ。

ムリして違う自分を装っていたことを、手放していくということ。

自分が本当の自分との距離が縮まっていくと、彼との距離も縮まっていく。

 

彼のことは少しずつ近づいているのかな?

海外に行ってて、どこで何をしているのかまったくわからず、何年も音信不通だったこともあったけれど、こうして彼は日本で仕事をして、どこにいるかもわかって、会いたいと思えば、数か月に一度でも、会いに行くことができる。

以前に比べたら、格段に近づいていると言えるよね?