満ち足りて優しく生きるための覚書

自分を好きになる、自分に生まれてよかったと言える、満足して、自分にも人にも優しくなれる、そんな人生にしたい。

決断すると現実が動いていく

なかなか不安から行動できなかったりするのだが、ちゃんと自分の心の声を聞いてみると、望んでいることがわかる。

今までの体験と現状維持のままでいいのか、それとも望む未来に勇気をもって挑戦していくのか。挑戦が怖い時、「今の状態が続くことを、自分は後悔しないのか?」と聞いてみるといい。「やらなくていいのか?」と。

もし、やらないまま、時間が過ぎ、年を取って体力気力が落ちて、「やっぱりできなかった」って言って後悔しない?

私は後悔したくなかった。失敗したとしても、挑戦したことだけは「よく頑張ったね」と自分に言ってあげたかったし、自分が納得したかった。

 

好きだった彼のことは忘れようと思って、もう連絡しないでおこうと思っていた。

でも、気持ちは全然忘れられてなかった。

長い間連絡はしなかったが、あるお正月にお年賀メールをしたんだ。

ただの昔の同僚が急に連絡したら、変に思うかな?なんて思って、ちょっと勇気が要ったよ。でもお正月の挨拶くらいは許してくれるよね。

お互い近況報告をした。これから彼は海外で仕事をする予定と言っていた。私は開店準備をしていることを伝えた。「頑張って」と彼が言ってくれたから、頑張れそうだ。

ちゃんと連絡が取れて、返事が来て、つながっていられたことに感謝した。

彼が海外に行く前にちゃんと連絡が取れてよかったし、海外に行く前に、「一度ご飯に行こうね」という話にもなった。嬉しい!また会えるチャンス。

それがどんなに私のモチベになったことか。

頑張ろう。

 

さて、その後もしばらく物件探しを続けていたが、なかなか見つからず気持ちが疲れてきてしまっていた。もういい加減決めたいのに。

おしゃれなカフェが似合うエリアを諦め、家の沿線近くのエリアに変更し、最初に見つけた物件を見に行った。

今までその駅で降りたことはなく、どんな町かもよくわからなかった。

一度見て、ピンとこなかったのでお断りした。

しかし、後から段々、「本当に断ってよかったのかな?」と思い始めた。ちょっと未練が残っていた。

後日、また見せてもらいに行った。設計事務所さんにも相談して見てもらった。

工事費を考えると足りなそうなので、融資を受けることになりそう。

だけど、その書類を作るのも大変。というわけで、設計事務所さんからコンサルタントさんを紹介してもらった。金額は厳しかったが、自己投資と思って、思い切ってコンサルタントさんに依頼した。全部一人でやらなくても、できないことはできる人に頼ればいいんだな。「できないことは何でも私に丸投げしてください」と言われてすごくホッとした。一緒にやってくれる人がいるというのはとても心強い。

なんだか、あれよあれよという間に話が進んだ。この物件に決め、コンサルタントさんの力を借りて、融資を受ける書類を作成してもらったり、設計をお願いしたり、どんどん動いていく。親にも少し援助をお願いした。これも勇気が要った。

ちゃんと、自分の不安と向き合い、「現状維持で何もしないより、怖いけど不安だけどやっぱりやってみたいんだ」と気持ちを決めたら、現実は動いて行った。ちゃんとそのタイミングで物件が見つかり、助けてくれるコンサルタントさんが現れたり、融資を受けられたり、夢が実現するってこんなに一気に進むんだなって思った。

大金を振り込むときには手が震えたよ…。

やっていけるかどうかなんてわからない。でも、「やりたいことはできることになっている」「本当にやりたいステージに立った時、お客様がいないということはない」という言葉(byバシャール)を信じようと思った。

 

彼の「頑張って」という言葉も大きな力となったよ。

いよいよだ。長年の夢が現実になる。