類は友を呼ぶ
類は友を呼ぶって、本当にその通り。
人を見る時、その人の友達がどういう人かを見れば、その人なりが分かるって言われるよね。
自分で、自分のことがよくわからなくなってしまった時、自分の周りにいる人たちを見れば、自分の今の状態がよくわかる。
だって、自分が見ている現実は、自分の心を知るための鏡と言われているから。
以前の私は、自分の時間などほとんどなく(自営業を始めた頃ってみんな同じような状態かもしれないね。)余裕がなく、がむしゃらに頑張っていたし、常に気を張っていたし、常に時間に追われ、やるべきことをこなして息が上がった状態だった。
心身ともに疲れるし、気持ちは不安でいっぱいだし、ちょっとしたことにでもイライラしたり、ミスが多かったり、言葉がきつくなったり、落ち込みやすかったり。
そういう時は、私の周りにいる人(仕事柄、特にお客様と一番接する機会が多い)は、やっぱり、自分の気持ちが荒立つような人が多かったように思う。
((注)お客様は全然悪くないんですよ。私の学びのために来てくださっている方たちで、イヤな役をやってくださっているだけなんです。)
無理難題を言ってくる人だったり、愚痴をこぼす人だったり、悪口を言う人だったり(本人は愚痴や悪口を言っているとは思っていなくて、日々こんなことがあったよ、と会話しているだけのつもり)、わがままだったり、無表情だったり、言葉が足りなくて話が通じなかったり、怒ってばかりの人だったり、他にもいろいろ・・・。
私の気持ちが不安定で荒れているから、周りの人も気持ち不安定な人ばかりだったと思う。
でも今は、私は気持ちが落ち着いてきて、心が平和で、素直に感じるままに行動しようと心がけている。とても楽になったよ。
すると、現実も変わってくるんだなぁ。
お客様がみんな優しい。そう感じるようになった。
自分の状態が変わると、周りが変わるんだなって本当に実感する。
同じような状態の人と引き合うのだなぁとつくづく感じるのである。
自分がどうありたいか、どういう人と付き合って行きたいか、よくよく考えて感じてみることが大事だと思う。