満ち足りて優しく生きるための覚書

自分を好きになる、自分に生まれてよかったと言える、満足して、自分にも人にも優しくなれる、そんな人生にしたい。

彼が!彼が!

人を好きになると、あまりにも大好きなあまり、彼にどう思われているのかがとても気になり、不安になってしまう。そんな人も多いと思う。

 

どうしたら、彼に振り向いてもらえるだろうか、どうしたら好きになってもらえるだろうか、とか、彼は誰か好きな人がいるんだろうか、自分のことどう思ってくれているんだろうか、今、何してるんだろうか、誰かと一緒にいるんだろうか、なんて、始終彼のことを考えていたりする。お付き合いしたとしても、結婚したとしても、自分のことより、彼のことを考えてしまう。

彼に限らず、人の気持ちなど、言ってくれなければわからないもの。

あれこれ、勝手に妄想して、まだ現実になっていないことまで「こうなったらどうしよう」「ああなったらどうしよう」「こんなこと言われたらなんて答えたらいいんだろう」など、あれやこれや、先の先まで考えてシュミレーションしてみたり、深刻に考えすぎたりしてしまう。

彼からの連絡を、今か今かとずっと待ってたりする。スマホが鳴るたびにドキッとして、違ってたらがっかりして。気持ちが彼から離れることがない。

今、考えたって、答えが出るわけがないのにね。ついやってしまうよね・・・。

ぐるぐる、ぐるぐる、頭の中で行ったり来たり、延々妄想。疲れちゃうね。

・・・それ、きっと、悩んでいるふりして、彼のことを考えていたいんだよね。

心の中に彼がいると幸せだから、彼を想って幸せでいたいからやってるんだよね。

気が済むまで、彼のことを考えていたらいい。自由だからね。

でも、それは本当に幸せなことかな?自分の時間を彼に奪われているよね。

 

彼が、彼が、と考えていること、ついやってしまいがちだけど、本当に大事なのは、自分の気持ち。自分が、彼をどれだけ好きか、どれだけ大事に思っているか、を感じている方が幸せだよ。自分の気持ちが大事なんだよ。

そして、大好きな彼を信じている私も大好きになれる。

彼に出会えて幸せ、感謝!って思っていたら、心の中が満たされる。

 

たとえ、彼が振り向いてくれなかったとしても、お付き合いすることができなくても、イヤ、お付き合いできても別れてしまったとしても。自分が彼に会って、どう変わったか、成長できたか、頑張れたか、自分の気持ちを大事にできたか、が大事。

人に「あんな人やめた方がいいよ。」と言われても、たとえ占い師さんに、「あなたと彼は合わない」と言われても、人が何と言おうと、自分が好きならば好きでいたらいい。諦められるくらいなら、とっくに諦めてる。できないから苦しい。できないことは無理にしなくていい。諦めることを諦める。時が来て、本命でない彼ならば諦めがつくときが来るから。そして、自分にとって、彼がどういう意味(役割)を持った人か自然とわかる時が来るから。それまで好きでいたらいいよ。

彼の気持ちは彼にしかわからない。自分がいくら考えてもわからない。わからないことは考えても仕方ない。保留にしておこう。

きちんと彼の言葉を聞かなくてはね。

だから、一人でぐるぐる考えない。

彼が!彼が!ではなく、自分がどれだけ彼を好きか、を大事にしよう。

そして、彼に会える今の時間を楽しく嬉しく大事に過ごそう。

自分を大事に過ごしていたら、自分を大事にしてくれる人が寄り添ってくれるよ。

彼を好きな自分を好きでいたからって、その彼が自分を好きになってくれるとは限らないけど、自分を好きと言ってくれる彼が現れるよ。

もしかしたら、彼を好きな自分を好きでいたら、自分を好きと言ってくれるのは、彼かもしれないよ。どちらの可能性もある。どちらに進んでも、自分は幸せ。