違和感は大事
直感を大事にしよう、とはよく言われることだけれど、それが、エゴからなのか、本質からの声なのかを見分けるのは難しい。
例えば「疲れたから、休みたい」というのは、本当はやることがあるのにサボりたくてやりたくなくて逃げてるのか、本当に心身ともに疲れてて休みたいのか、本当はどっちなんだろう?
逃げてる場合は、きっと気持ちがモヤモヤしてるはず。
「やりたくないことはやらなくていいんだよ」と言われたから、やらない。それも一理ある。でも、自分の学びのためには避けて通れない努力が必要な時もある。
もし、本当に疲れてて休みたい時は、休んだ時にモヤモヤはない。休んだ後、やることがサクサクできる。
素直に自分の気持ちに従っていくことに慣れてくると、少しでも自分の気持ちにそぐわないことを選択すると、「う!違う、これじゃない」ってわかってくるようになる。
例えば、レストランに入って、食べたいものを値段を見ずに、食べたいものを注文してみる、という練習をしてみる。
なんか違うな、と感じたら、選択し直してみる。自分の気持ちが素直に満足いくまで。
最初は、値段見て、安い方を選んでいたかもしれないけど、だんだん、本当に自分が食べたいものを選べるようになる。
これも自分を大事にする一つの方法。
自分の感覚に従って行動できるようになるというのは大事なこと。
感覚が鈍っている最初の頃はわからないかもしれないけど、だんだん慣れてきたら、ほんの小さな違和感でも見逃すことなく反応できるようになる。
気持ちがモヤモヤする、その違和感は大事。
自分のモヤモヤ、ザワザワを感じる時は、そこに気づくべき大事なことがあるってこと。その違和感は自分に何を理解させたいのだろう。
気づくタイミングがやって来たから、モヤモヤ、ザワザワするようなことが起こる。
自分らしさを取り戻すチャンスである。